『トラベリングスターズ』感想!

久々のレビューとなりました、『トラベングスターズ』の感想です!

【シナリオ】
思っていた以上にボリュームがあるシナリオでした!
共通ルートを進めるだけでも結構時間がかかってしまうほどで、
ヒロインも6人と多めですが各ルートどれも違った展開で読みごたえもありました。
複数のライターによるシナリオですが、それぞれのルートでの違和感もほとんどなく楽しめました。
ただこのシナリオのボリュームが仇をなすというか、
これはシステム面の話になってしまうのですが、
このゲームの攻略の仕方がチャプターの合間にキャラを選択してイベントを見ていくタイプなので、
結構序盤でロードしていかないと全部のキャラのイベントは見れない仕様になっています。
しかし次の選択肢へ飛ぶ機能、これがないのでスキップの労力がかなりかかってしまうんですね。
バックログから選択したシーンにジャンプしたり、前の選択肢に戻る機能はあったので
次の選択肢へ飛ぶ機能さえあればかなり快適だったのに・・・と思ってしまいましたw
それとプレイしながらパスカル先生かわいいなー攻略できないかなーと思っていたら、
ちゃんとサブキャラにもルートが用意されていたのは嬉しかったですね。

学園ものだと行き遅れ女教師キャラ結構多いですけど、すごく好きです(*´д`*)
サブキャラじゃなくてメインでいてもいいんじゃないかと思うんですが、
サブが多いんですよねー・・・。
この辺はいつもの愚痴になっちゃいますが、
少し気になったのはちょっと説明不足なところがあるかなーということ。
この作品の特徴のひとつである「ナイトスクール」の際に
ヒロインたちは戦闘服というか特殊な衣装になっているのですが、
それが特に説明もなく気づいたら着ていて驚きましたw
レアなんかは登場時にも着ていたし、元々サンサルネという異世界にいたヒロインたちは別にいいとしても、
学園に着て初めて用意しているはずの紗彩とかイライザが
特になんのイベントもなくしれっと戦闘服着てたのはちょっと違和感がありましたね(-ω-;)
あとはヒロインとの出会いのシーンなのですが、
イライザは公式でチョロいヒロイン、チョロインとして紹介されていますが
出会いのシーンで惚れたところにちょっと違和感があるんですよね。
イライザが空から落ちそうになる→主人公颯爽と助ける→惚れる
でよかったのに、
イライザが空から落ちそうになる→主人公助ける→ラッキースケベ→イライザ激怒のまま別れる→
次に出会ったときにはなぜか惚れている
って感じだったので、
助けてもらったとはいえ自分のスカートに顔突っ込んでた相手に即惚れているということにw
チョロインとはいえさすがにどうなんでしょう・・・。
出会いがラッキースケベなら最初は反感を抱いているけど、
だんだんと好感度が増えて・・・っていう方が自然な気はします。
それからフィンにいたってはちょっと自己紹介してただけなのに気づいたらべったり懐いていました。
これに関してはまじでよくわからないです。
もしかしたらイベントを見落としていたのかな・・・というレベル。
細かいところではありますが、僕自身チョロインは好きなので、
出会いのシーンは本当に丁寧に描いてほしいんですよね。
一目惚れするにも説得力のあるシーンにしてほしいなと思います。
ルートの内容もちらほら急展開についていくのが大変だったりもありましたが、
ファンタジーな世界観の雰囲気をちゃんと活かしたものでしたし、
多くのサブキャラたちも空気にならずそれぞれ見せ場というか活躍していて、
全体的には良いシナリオだったと思います。
なにより各ヒロインがとてもかわいい!
もうイチャらぶシーンを見ているだけで癒されます。
細かいことは考えずにファンタジーな世界とヒロインのかわいさを楽しむと!
それでちょうどいいかもしれませんねw
【キャラクター】
・桜海紗彩

紗彩はサバサバした活発なキャラだったので、
恋人になってデレてからのギャップが素晴らしかったです!
また主人公と恋人になる直前のこう、お互いを意識してる感じの甘酸っぱさがね、
もうね、キュンキュンきちゃいましたね(*´ェ`*)
この辺りは「ガーリートーキング」ってシステムがドンピシャではまってました。
ヒロイン視点だからこそ感じられるかわいさって感じですね!
・ジルコニア=シルヴァトーレ

ジル姉はとにかく最初からデレデレのあまあまなのがよかったですw
年下のようなかわいさと年上の包容力を兼ね備えてる・・・そんな感じがしますね(`・ω・´)
その包容力から繰り出される甘やかしっぷりに、
ひとたびプレイすればジル姉
あ、あと僕は最後に攻略したのですが、ルートの内容的に正ヒロインっぽい印象を受けました。
基本的には誰から攻略しても問題ないですが、
一応ジル姉を最後にやった方がすっきり終わるかな?と感じました。
・クロエ=ド=プレリューネ

公式チョロインはリズことイライザですが、
個人的にはクロエも結構チョロい気がしますw
まあヒロイン全員チョロいと言えばチョロいですが・・・w
性格が悪いわけではないですが基本言動が冷たいというかクールなので、
やはりデレた時の破壊力がすごかったです(*´д`*)
これもギャップ萌えですね!
というか紗彩の時も言ってるし僕ギャップ萌えに弱いですね・・・。
・イライザ=ローゼス=クロフォード

リズは出会いのシーンは微妙だったとは言いましたが、
共通ルートからすでにデレデレで積極的に
主人公にアプローチをかけるところがかわいかったですね(´v` )
同じく最初からデレデレのジル姉との掛け合いというか張合いも
見ていてとても楽しかったですw
あとこれは直接キャラクターには関係ないと言えばないのですが、
声優さん的な事情でしょうか、えっちシーンに伏字やピー音のない本作において
普通ならピー音が入るような単語を連呼してくれる貴重なキャラです。
他のキャラはそもそも言わない子も多い中でです。
紳士諸氏におかれましては、ぜひ参考にしてくださいますようお願いいたします。
・フィン=シェアード

フィンはルートでのどこへ行ってもついてきて
べったりとひっつく懐きっぷりがとてもかわいかったです!
しかし!どうしても許せないことがありまして。
フィンは設定上では貧乳なんですよね。作中でもたまにロリ扱いされてましたし。
なのに、なのにですよ。立ち絵はまだいいんですが、CGだと全然貧乳じゃないんですよ!!
むしろ巨乳じゃないのこれ?ってレベルなんですよ!!!!
画力の問題なのか打ち合わせ不足なのかはわかりませんが、
ちゃんと設定に沿った大きさにしてもらいたいものです・・・。
僕は巨乳も貧乳も好きなんですけどね、だからといって設定と食い違ってるとモヤっとするんですよね(-ω-;)
・レア=シェリング=フォン=ヴォルフスブルク

レアは正直最初はやかましいしうざいくらいに思ってましたw(失礼
でもそれは大きな間違いでした。とんでもない間違いでした・・・。
途中からなんかもう、すべてが愛おしくなるというか、
アホの子っぷりを発揮したり顔芸したりしてても
なんか全部かわいく見えてきちゃうんですよね。
画像の場面でもその場でギューっと抱きしめたくなる衝動に駆られました(*´д`*)
たまらないかわいさに何度悶えたことかw
結果的に作中で一番好きなキャラです!
【まとめ】
やはりなによりも本作の魅力は、
ヒロインのかわいさと充実したイチャらぶ、これに尽きると思います。
シナリオも決してつまらなかった訳ではないですが、
正直に言えば手放しですごく面白かった!と褒めるレベルではないかな・・・という感じw
まあ涙腺の防御力0の僕は感動的なシーンで普通に泣いちゃいましたけどね!
それぐらいには盛り上がりどころはしっかりとしていたし、
充分楽しめるレベルではあると思いました(`・ω・´)
以上、『トラベリングスターズ』の感想でした~。

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