『なないろリンカネーション』感想!

なないろリンカネーション 芙蓉

『なないろリンカネーション』の感想です!


【シナリオ】

思っていたよりもシリアス多めで結構重い話でしたが、
とても感動的なシナリオでクリアまでに何度も泣きながらプレイしました。

とりあえずこの重めな設定、ネタバレにもなるのではっきりとは言いませんが
割とグロテスクな表現が出てきます。
苦手な人はプレイするのは遠慮した方がいいかもしれません(-ω-;)
ただ僕もグロいものは苦手なのですが、一応耐えられないほどではなかったです。
なんというかこうグロいにはグロいのですが
直接的ではないというか、なるべく大丈夫なようにという気づかいは感じられました。
この辺は人によると思うので参考程度にしていただければと思います。

このグロい表現が出てくる場面、かなり衝撃的な展開になっていて正直震えました。
思わず「まじか・・・!?」と声に出してしまうほどでした!
あれが伏線になっていたのか!とか気づかされたりと
かなり引き込まれるシナリオだったのは間違いないです(`・ω・´)

ただ個人的には物足りないと感じた部分もあって、
シナリオ全体としては結構なボリュームで読みごたえがあったのですが、
実はルートのあるヒロインは琴莉、由美、梓の3人と少なめです。
伊予エンドもありましたがおまけ程度だったので、
攻略ヒロインは実質3人という感じでした。

じゃあヒロイン1人1人のシナリオが多いのかというと、
この作品のシナリオは主人公たちが追っていく大きな事件に関する話がほとんどで、
おおまかな流れはどのルートでも同じで
各ルートによってところどころの展開が変わってくるというものだったので、
展開が同じ部分を考えなかった場合あまり多いとは言えないんです。

さらにネタバレになりそうなので詳しくは言えませんが、
とある人物がこの大きな事件というものに深く関わっているので
どのルートでもその人物の存在が必ず大きな割合を占めることになります。
そのせいもあってあまり個別ルートという感じがしなかったんですよね・・・。
もう少し個別での違いが欲しかったところです。

あと正直に言うと個人的にはヒロインよりも
鬼の3人がとても好きなので、
1人1人とは言わず3人まとめてでもいいから鬼ルートがあったら嬉しかったです(´・ω・`)


ただ悪いところばかりではなく、
最初にも触れたように何度も泣いてしまうくらいすごく良い話でした。
表現が陳腐で申し訳ない限りですがw


【キャラクター】

・滝川琴莉

コトリンはわん娘かわいいよ!
琴莉が伊予にからかわれて「もぉおおおおおお!!」ってなってたり
慌てて「ほぁああああああ!!」ってなってるところが妙にツボでした(*´ェ`*)
でもこれ文章だけだと意味わからないですねw

・土方由美

由美は告白シーンがすごく良かったです(*´д`*)
なんというかこう、たまらんね!
これもネタバレになりそうなので詳しく言えなくて
全然意味わからないと思いますが、たまらんかったのです!!

・伏見梓

梓さんは正直に言うとヒロインとしての印象はいま一つ・・・(-ω-;)
というのもこの作品自体がヒロインとの恋人としてのイチャらぶが少ない傾向にあるのですが、
梓さんに至ってはそれがほぼないと言っても差支えなかったのがどうにも。
サブキャラくらいで良かったのではないかなぁという印象。
デレた時はかわいいんですけどね・・・最後の最後でって感じなのでw


【まとめ】

とりあえずグラフィック面はすごいの一言ですね!
すめらぎ琥珀先生の美麗なイラストだけでも大満足のクオリティです(`・ω・´)

ネタバレを避けてほとんど詳しくは書けませんでしたが、
シナリオも最初に触れたとおりとても面白かったです。
ただヒロインとのイチャらぶが少なかった点と、
各ルートの大半を占める話が同じなので、
どれか1つでもルートをクリアすると他のルートのネタバレのようになってしまう点は
個人的には不満点ですね(-ω-;)
この辺りもう少し各ルートで結末だけではなく色々な部分に差があればもっと楽しめたと思います。

というか鬼ルートがね!鬼ルートがあったなら!!!
そこが本当に残念です・・・。

でもプレイし終わったあとの喪失感と言いますか、
何か心に穴が開いてしまったような感覚は久しぶりに味わいました。
ハッピーエンドだけどもどこか切ないエンディングが終わった後けっこう心にきますね・・・。
まだまだ続きをずっと見ていたくなるような作品でした。
続編があればぜひともプレイしたいですね(`・ω・´)


以上、『なないろリンカネーション』の感想でした~。

ネタバレを避けるあまり訳の分からない文章になってしまって申し訳ないです・・・。

関連記事
Tag ⇒ なないろリンカネーション

0 Comments

Post a comment

ま~まれぇど新作第11弾『お家に帰るまでがましまろです』